かづらぎフォントが既に販売しているということを今日知ったのでメモしておきます。
かづらぎフォントとは
アドビ システムズの書体デザイナー西塚涼子氏が、鎌倉時代の歌人、藤原定家(1162-1241)の書風に触発され独自に解釈し完成した定家様式のタイプフェイスのプロトタイプをベースに、現在アドビシステムズのフォント開発チームが開発したフォントだそうです。
画像はgoogle画像検索でチェックして下さい
http://www.adobe.com/jp/newsletters/edge/february2009/articles/article2/
さて、かづらき書体は、何が従来の日本語書体と違うのでしょうか。それは、文字が正方形の枠内でデザインされているのではなく、文字ごとに文字の幅や高さが大きく異なる点にあります。
藤原定家の書は以下の画像です。

たしかに正方形の枠に入るような文字ではないですね。
活版印刷のころに都合上、正方形になってしまったのでしょうか?
そんでもってひらがなの見本となる書は何なのか?(やっぱり藤原定家なんですかね?)
色々興味が尽きません。
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フォントを作るのって大変そうですよね。
特に日本の文章は漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベットと、様々な文字を当然のように混ぜてつかいますから、アルファベットのタイポグラフィの美的感覚やルールが通用できません。
我々日本語圏の人々の脳は、どのように表意文字と表音文字が混在する文章を、視覚情報を整理しているのでしょうか。
ともかく
・表音文字の読みやすい置き方
・表意文字の読みやすい置き方
・表意文字と表音文字を混在する場合の読みやすい置き方
のような3つの置き方があるとするならば、
日本のタイポグラフィでは3つめの「表意文字と表音文字を混在する場合の読みやすい置き方」を考えないといけないようですね。
そうなると・・・うーん、単純に馴染みやすいフォントを組み合わせることが良い事なのかどうかすらわからなくなってしまいます。
(この問題は小泉均先生の「タイポグラフィの読み方」にて言及されていた気がします。が、今手元にないので引用等は控えます。)
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この「水や空気のように読みやすい文字を生む仕事 書体設計士・鳥海修」ページにてフォント作成に関わる話がちょこっと読めます。
「ヒラギノ明朝体の開発にはまる2年くらいかかりました。漢字はだいたい1文字描くのに45分ほど必要で、1日8時間仕事をしてできるのは10文字程度。外部の人にも手伝ってもらって、原字用紙に約9600字、すべて手で描いたんです」
1文字たったの45分ですか・・・驚愕の事実です・・・
しかし、9千6百文字ぐらいとありますから、45分だとしても
45 (min.) * 9600 (words) = 432000 (min.)
1日8時間労働だとすると
432000 / 60 / 8 = 900 (days)
ですか。
Mac搭載が決まってからはさらに2万字まで増やしたそうです。
恐ろしいっス。
気が遠くなります。
尊敬します。
でも文字、いつか作ってみたいです。
http://www.type-labo.jp/Shotainokiso3.html