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2012.02.05 製本教室をしました。

柏で古本を売るsunny boy booksさんのご紹介で、
HEIMAT CAFEさんでの製本教室を行いました。

無事に終了しました。
顛末はsunny boy booksにて

以下は本について
考えたことをボツボツと書きます。

本は可動の立体物で、
見た目の美しさだけでなく
強度や実用性が求められます。

場合によっては100年以上の寿命を持ち
親から子へと受け継がれることもある
ある種の芸術品のように思えます。

その一方で、ペンギンブックスにはじまり、
より安価に人々へ知識を受け渡すための
媒体として洗練した歴史もあります。

本屋に平積みされるとなると、
よりターゲットに訴求するメッセージを持つ
広告としての能力すら要求されます。

なんだか忙しい物体です。


伝統的に本が担ってきたいくつかの機能は
新聞やラジオ、映画やテレビ、
そして決定的にインターネットへと受け継がれ、
少しずつそれ以外の機能へと洗練されました。
ときとして、一度他の媒体に移った機能もまた本へと逆流し、
結局この機能は本で実現する方が良かった、と
なることもあります。
多分。

アメリカ合衆国政府はかなり早い段階から
国家戦略としてITにチカラを入れ優遇してきた節があります。
電子書籍に関しても大学等での利用が積極的にすすみました。

古い企業のなわばりを守るために
司法の手まで借りて若手ベンチャーを叩く日本が良いか、
より新しい技術や若い起業家を優遇する代わりに
伝統のようなものは切り捨てる合衆国が良いか、
そんなものはどっちが良いかわかりませんが、

電子書籍を進めてきた合衆国では
電子書籍は失速ぎみになりつつあるそうです。

と、これで
「ざまあみろ!電子書籍は無理なんだよ」
と笑うと気が早いというか、
本と電子書籍はラジオと映画が違うように
本と漫画が違うように、別の媒体なのだから、
これから少しずつあるべき姿へと変わっていく途中にすぎないです。
既に表現の実験場として、
もしくはインタラクティブ・アートの商業的実践の場として
これから発展する可能性があるわけで
日本でなにも始まっていない間に
彼らは早くも一つ目の壁にぶつかり、
沢山の融資を受け後がない起業家たちは
なんらかの突破口に向かって走っているのでしょう。

そして、我々は
想像することも出来なかった新しい発明として登場するであろう
真の姿の電子書籍のパテントに従うしか無い状況に
追い込まれることでしょう!


まあそんなことはさておき、
今も本とはなにか
あーでもない、こーでもない、と
かんがえてしまうのです。

本が好きなんです!

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